千葉県の浦安市に行ってきました。

4月19日、県議団で千葉県の浦安市に行ってきました。液状化現象の実態を視察するためです。岡山市も新田と言われる埋立地が多い地域です。地震が起これば、どういうことになるのか、対策はあるのか、まずは、現場を見てくることにしました。レンタカーを借りて、千葉県からもらった情報を基に、回ってみました。建物は基礎工事がしっかりしているので、被害は少ないが、軟弱な基礎だったのか、街角の交番が半分土に沈んで傾いていた。道路全体が沈下している地域が多く、建物との間に段差ができている。1メートル近い段差ができた地域もあり、家からの出入りが困難になっている。道路のマンホールが噴き上げられたように飛び出している。細かい砂状の泥が地下からいたる所に噴き出している。要するに、地下の軟弱な処がゆすられて砂と土が液状化し、地上に向けて、穴や隙間から噴出し、噴出したため、地盤が沈下している。河川の護岸もゆすられて傾いていた。対策はあるのだろうか? 電柱や、護岸の工事は今以上の基礎工事が必要なのでは。公共施設は、道路との境目がずれてくるので、その対策はできるのでは。いろいろと考えなければならない。