2010-01-01から1年間の記事一覧

障害者に冷たい県政、変えなければ

自営業者の集まりに参加した。以前から顔見知りのAさんに久しぶりに再会したが、随分痩せていて、呼吸が苦しそうだったので、在宅酸素療法でもされているのですか?と尋ねると、肺気腫で家では酸素療法をしているそうです。身体障害者の3級をもらっている…

死因トップの癌

後援会員の案内でニュースを届けている方を訪問。60歳代の主人が出てきた。痩せて、気力がない。「病気かなあ」と思った。 「40年間看護師をしていました。」と切り出すと、少し、目が動いた。「お元気ですか?」の一言で、ほとばしるようにはなし始めた…

「老いていく母親を認めたくない娘」

16日午後から、幡多後援会のYさんと高屋地域を訪問した。80歳の独居の女性を訪問したら、丁度生協の個配の訪問と重なった。ぱぱっと商品を玄関に置いて、次回の注文書を持ってさっと去っていった。生協のお兄ちゃんの手馴れた早業だ。 「足が悪くて買い…

「お金がかかるがん治療」

先日、83歳のご主人が癌で手術された知人を訪問した。済生会病院で手術した。夫は被爆者なので治療費はいらなかったが、差額ベット代に50万円支払った。現在、川崎医大で遺伝子治療を受けている。先進医療なので、保険が利かず、1クール50万円かかっ…

狭間に置かれた障害者の苦しみ

ヘルパーステーションのIさんから相談があった。 「内部障害のあるTさんが困っているんですよ。65歳になると、自立支援法での援助から、介護保険法での援助に変えなければならないんですが、介護保険の認定が下りる1ケ月間が空白になり、援助できないん…

オタマジャクシが400億匹死んでしまう意味

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への日本の参加の協議を開始するという閣議決定がされました。関税が撤廃されると日本の食糧自給率は40%から14%に下がり、食糧のほとんどを海外に依存する、弱い、危うい国になると多くの有識者が警鐘を鳴らしていま…

打開したい「保険あって介護なし」の現状

今、わたしは、応援してくれる地域の方たちの支援を得て、後援会員を広げる活動を行っています。 先日、地域訪問を行ったのですが、80歳くらいの女性が玄関で対応してくれました。私が、40年間、医療や、介護の仕事をしてきた人間だと挨拶すると、夫の介…

庭に秋が来た。

田舎暮らしを始めて1ケ月が過ぎた。猛暑の日々、庭木と畑の水やりに夫は朝5時から起きて大奮闘。1時間はかかる大仕事で、おかげさまで夫の運動不足が一気に改善された。蝉の抜け殻、ミミズ、蛙、ムカデ、田舎の庭は生き物で一杯で、楽しい。連れてきた犬…

かめのばあさんのクーラー

かめのばあさんは86歳の1人暮らし。古い市営住宅の2階で生活保護を受けて暮らしている。86年間、ばあさんは夏は扇風機1台、冬は灯油ストーブ1台で暮らしてきた。しかし、今年の猛暑でそうとう参っている。脱水で認知症も進んだ。金銭管理もできなく…

おせっかいおばさんになろう!!ー

認知症サポーターの講師として、9月はおかやまコープの組合員さんの講座に参加している。市内5会場で300人近い組合員さんが受講した。若い参加者が多い。関心が高い理由がわかった。次から次から質問が出る内容は身近な身内や知人に認知症の方が多く、…

「いのちの平等」が私の原点

岡山医療生協の看護師として40年間働いてきました。「いのちの平等」が私の原点です。このなかで、「高齢者がいきいきと老後をすごし、子どもたちが仕事を得て元気で生活できるような社会にならなければ」という思いを強くしてきました。 武田英夫県議会議…