幸福感について

今日のNHKのクローズアップ現在は「日本人の幸福感の指標」について報道されていた。日本人の価値観が、今回の東日本の震災後、とりわけ、島根原発事故を受けて変化しているのだろうか?
「当たり前の生活が一瞬にして失われた」「当たり前の生活がしたい」
この衝撃が、日本中に、「普通に幸福な暮らしがしたい」。では幸福な暮らしって何?この問いかけを多くの日本人が自問自答している。原発がなくても自然のエネルギーを開拓して今の生活を見直してても良い。儲かればなんでも有りという世界はごめんだ。こんな若い人の話も聞く。
私の幸福感は、ずっと座右の銘にしている、宮本百合子の幸福感だ。
幸福とは何か、猫が昼寝をしていることではない。船の舳先が波を凌いで前進していく、その困難ではあるが快さだ」この感覚はずーと私を魅了している。退職後、悠々自適などという生活は、まっぴらだと思っていた。
というわけで、県議会議員に挑戦した。当選した。毎日が新鮮で、忙しいが充実している。しかし、今までの世界とは大きく違う世界に飛び込んだので、新人としてしっかり一からのスタートだと張り切っている。