放射能を測定してください。

先日、県議会のわが団に、匿名の電話が入った。若い女性から、「岡山県放射能を測定してください。東京都では共産党の議員さんが都内の放射能を測定したことを知ったので、岡山でもできるのでは」との要望でした。放射能汚染への恐怖は、特に子育て中の母親にとっては、今や全国共通の不安になっている。岡山県は市内の内尾センターと、人形峠の2ケ所で測定し、公表しているが、国からの補助金が下りるので、もう4ケ所設置するという補正予算が、先般、環境・文化委員会で報告された。今回の福島原発事故で出た放射能はなんと、広島の原爆の20倍だという報告が東大の専門家からだされている。そして、今も放出され続けているのだ。「国も東電も信じられない。真実を報道しているのは共産党だけではないのか、」その女性の電話はそう私たちに伝えている。