鳥インフルエンザは大丈夫?

先日、池田動物園の野鳥保護センターの見学に行きました。県内の大半の野鳥を保護しているにも関わらず、県からの支援が少なく、前県議の武田さんが、頑張って、施設の改修など支援されてきました。しかし、まだまだ、体制の不十分さを痛感しました。プレハブ仕立ての保護室、レントゲンの部屋は確保したものの、機械が買えない。また人的体制も新卒で来た女性の獣医さんが1人のみで孤軍奮闘されている様子に心が痛みました。県内からの電話相談に1人で対応し、傷ついた野鳥の治療やリハビリも1人で行っています。今、中国で鳥インフルエンザの感染が問題になっています。野鳥も感染しているようで、今回のウイルスは鳥にとっては弱毒性なので、感染の確認が困難と言われています。日本に渡ってきた野鳥が傷ついてこのセンターに持ち込まれても感染しているかどうかの検査もできません。大量に死亡している時期は感染が疑われるので野鳥の持ち込みはストップするそうですが、今回のウイルスはわかりにくいのが問題です。危機管理の上からの、この野鳥保護センターの充実が急がれます。