「老いていく母親を認めたくない娘」

16日午後から、幡多後援会のYさんと高屋地域を訪問した。80歳の独居の女性を訪問したら、丁度生協の個配の訪問と重なった。ぱぱっと商品を玄関に置いて、次回の注文書を持ってさっと去っていった。生協のお兄ちゃんの手馴れた早業だ。
「足が悪くて買い物ができないので生協の個配は助かっているがもっと動けなくなったら、近くの有料老人ホーム『アミーユ』に入るつもりだ」「娘は教員で近くに居るが迷惑をかけたくない。」「孫は時々来てくれるが、娘は母親はいつまでも昔のように元気だと思っている。ほとんど連絡がない。」と言われた。Yさんは79歳だが、「自分の娘も母親はいつまでも元気だと思っているのよ。ほったらかしよ」と言う。
でもね、施設に入ると上げ膳据え膳で自分の力が衰退するので、自宅でできるだけ頑張りましょうと励まし、支持を訴えた。
娘にとって母親は、自分もそうだが老いていく母親の姿が想像できない。認めたくないのだ。娘を持つ母親の想いと変わらず元気な母親でいてほしい娘の思いが交錯する女3人の会話。今日は寒かった。