生協の共同購入の仕分け場サロン

「毎週の共同購入の日は、仕分けが済むと、家でお茶を飲んで1時間程度おしゃべりタイムをしているので、挨拶にきてください。」とお誘いがあり、おじゃました。ハイライフ山崎の地域も高齢化が進み、独居や,高齢者夫婦の世帯が増えている。おじゃましたお宅であるMさんの夫も75歳になったが、町内会長を今年から受けることになったそうです。240世帯あるが29%が高齢者世帯で、昨年は小学校への入学児は1名だった。Mさんの近所からは子供の声が聞こえない。話題は近所の知人が認知症になっていて、時間や日時があやふやになり、約束事が守れない状態になっているが、自分に自覚がないので、突然電話をかけてくるので困っている。参加者の2名が独居生活なので、将来が不安。年金は減っているのに、引かれるものは増えて、生活にゆとりがない。など率直な暮らしの話が出された。「毎週の共同購入のお茶会が楽しみなんですよ。」と言われる。近所付き合いも希薄になっている現代、こうしたサロンが、独居高齢者の唯一の楽しみになっているのだ。Mさんもベットに、彼女たちの自宅の電話を張り付けていて「いざという時は、この仲間が頼りなの。」生協の仕分け場サロンは毎週集まるので、互いの近況がわかり、安心のネットワークになっていると実感した。高齢者が安心して住み続けられる町づくりの1つのヒントをもらった