病児、病後児保育拡大に一歩前進

認可保育園に入れない保留児は岡山市内でも900人。早急な解決が求められます。また、保育園に入れても病児保育施設が少なく(市内に4ケ所)夫婦でどちらが休むかいつも喧嘩しているという声を聞きます。先日の保健福祉委員会で私はこの問題を取り上げました。全国の病児、病後児保育連絡協議会が調査したところ、7割以上の施設が赤字であり運営が厳しいという結果です。これでは施設は増えません。国の補助金が少ないからです。自治体の支援が必要ではないかと質問しました。2月15日の委員会で、県独自の新規事業として「働くおとうさん・おかあさん応援事業」として病児、病後児保育を実施する市町村へ助成する予算が600万円つきました。この制度は病院などが、看護職のみの配置で病児保育を実施することができ、その看護師も常時配置していなくてもよいというもので、身近な病院で病児・病後児保育ができる一歩になりそうです。